レクサプロを飲むと眠気が起きる?

眠気
レクサプロを飲んだら眠くなるって聞いたことはありませんか?
SNSや掲示板サイトを覗いてみても、
「レクサプロを飲んで毎日眠気が凄い」
「仕事中に眠たくなってしんどい」
など実際に眠気を感じている人は多くいます。

臨床試験では、レクサプロを飲んだ人の約22.6%に眠気が起きるという結果が出ているのです。

「眠気はどうにもならないの?」
「眠くなったら我慢するしかないの?」
なんて思ってしまいますよね。

実はレクサプロによる眠気にはいくつかの対処方法があるのです。
レクサプロを飲んで眠気が起こる理由と一緒に見ていきましょう!

レクサプロを飲むと眠くなる理由

眠くなる
レクサプロは、セロトニンの濃度を高める作用によってうつ症状を改善します。
そのため副作用の原因は、セロトニンによるものがほとんどだと言われているのです。

しかし眠気が起こる原因は、残念ながらハッキリと分かっていません。

眠気が起こる原因として考えられているのは、
・平常心を保つ
・頭の回転をよくして直観力を上げる
・起きている時に意識をスッキリさせる
など脳を活発にさせる大脳皮質という部分に働きかける作用です。

大脳皮質は脳を覚醒状態にする働きがあるため、深い眠りが妨げられている可能性があります。

そのため夜に十分な睡眠が取れず、日中に眠くなるのではないかと言われているのです。

レクサプロで眠気が出た時の7つの対処方法

なな
レクサプロの副作用で日中に眠たくなると悩んでいる人へ、心療内科やクリニックで行われている対処方法を紹介します。

【副作用の眠気を改善する7つのポイント】
1.様子を見る
2.一日分の服用量を分けて、飲む回数を増やす
3.寝る前に飲む、飲む量を分けて眠る前に多い方を飲む
4.鎮静系の抗うつ剤を追加する
5.薬を増やすペースを緩める
6.服用量を減らす
7.ほかの抗うつ剤に変える

対処方法を詳しく見てみましょう!

1.様子を見る

レクサプロを飲み始めて1~2週間は、体が薬に慣れておらず眠気が出やすいと言われています。

服用を続けるうちに、体が薬に慣れてきて眠気の症状が改善される人がほとんど。
生活に大きな支障がない場合、最低でも1~2週間の間はレクサプロの服用を続けましょう。

もしも1~2週間以上、様子を見ても眠気の副作用が改善されない場合は、医師に相談してほかの対処方法を提案してもらいましょう。

2.一日分の服用量を分けて、飲む回数を増やす

レクサプロを飲んでしばらくすると眠気が強くなるという人に向いている方法です。

薬の効果は成分の血中濃度がピークになった時に強く出ます。
レクサプロを分けて飲むと、1回で服用する時と比べてピーク時の血中濃度が低くなるため副作用を軽くできます。

1つ注意してほしいのは、回数が増えるため薬を飲み忘れる可能性が高くなります。

レクサプロを飲み忘れてしまうと、抗うつ剤としての効果が発揮できません。
飲み忘れを防ぐためにも、アラームをセットしたりメモを目立つ所に貼ったりといろいろな工夫が必要です。

3.寝る前に飲む、飲む量を分けて眠る前に多い方を飲む

レクサプロを服用して眠気が出てしまう場合、服用タイミングを寝る前にずらしてみましょう。

レクサプロの効果のピークは、服用して4時間後。
効果のピーク=副作用が一番出やすい時間なのです。

眠気が出やすい時間に眠ってしまえば、生活に支障をきたさずにレクサプロの服用を続けられます。

また服用する量を分割して、眠る前に多く飲むのもオススメ。
もし1日20mgの服用が決められている場合は、朝に5mgを飲んで眠る前に15mgを服用するという方法もあります。

4.鎮静系の抗うつ剤を追加する

レクサプロはセロトニンに作用する薬です。
セロトニンの濃度が高くなると、脳が刺激を受けて覚醒してしまい夜間の睡眠の質が落ちる可能性があるのです。

夜にしっかり睡眠を取れていないせいで、日中の眠気を引き起こしているかもしれません。
その場合は、リフレックスやレメロンなど鎮静系抗うつ剤を就寝前に服用するのも方法のひとつです。

鎮静系の抗うつ剤を追加で服用すると、脳への刺激が少なくなります。
覚醒を緩和する深い睡眠へ導いてくれます。

5.薬を増やすペースを緩める

レクサプロは少量から飲み始める薬ですが、症状の改善が見られない場合は薬の服用量を増やしていきます。

しかし飲む量を増やすペースが早くて体が慣れていないうちは、副作用が強く現れてしまう可能性があります。

その場合は、薬を増やすペースを少し落としてみましょう。
一度薬の量を減らして、服用量を調整すると副作用の眠気が改善される場合があります。

6.服用量を減らす

レクサプロの効果が強く出てしまい、眠気の副作用が起きているかもしれません。
その場合は、かかりつけ医と相談して薬の量を減らしてもらいましょう。

しかしレクサプロの服用量を減らすと、うつの症状が悪化する場合も考えられます。

自己判断で勝手に減らすのではなく、必ず医師と相談しながら減量していきましょう。

7.ほかの抗うつ剤に変える

どうしてもレクサプロが合わずに眠気が強くなってしまう場合は、ほかの抗うつ剤への変更を考えましょう。

症状や体質によって、どんな抗うつ剤が合うのか人それぞれ違います。
同じタイプの抗うつ剤でも、その人に合っている薬なら眠気の副作用が改善されるかもしれません。

まとめ

レクサプロを飲んで眠気の副作用が出る場合は、

・とりあえず様子を見てみる
・一日分の服用量を分けて飲む回数を増やす
・寝る前に飲む、飲む量を分けて眠る前に多い方を飲む
・鎮静系の抗うつ剤を追加する
・薬を増やすペースを緩める
・服用量を減らす
・ほかの抗うつ剤に変える

などの対処方法があります。

急な減薬は離脱症状を引き起こしやすく、反対に増量すると、副作用が強くなる可能性があります。
つまり自己判断で服用量を増やしたり減らしたりするのはとても危険なんです。

もし服用中の眠気がツライ…と悩んでいるなら、まずはかかりつけ医に相談してみてください。
自分に合った一番いい対処方法を見つけられるでしょう。

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